Air Carrier Access Act

米国航空アクセス法

ユナイテッド航空を利用されるお身体の不自由なお客様は、米国航空アクセス法(ACAA)に基づいて、「障がいを持つ航空旅客の権利章典」により保護されています。それはつまり、どのようなことを意味するのでしょうか?

ACAAとは

ACAAは1986年に可決された米国の連邦法で、お身体の不自由なお客様が差別を受けることなく快適にフライトを利用できることを目的として定められました。「14 CFR Part 382」には、各航空会社がこの法令に則って実施するべき取り組みの概要が記載されています。

2021年には、障がいのある航空旅客の権利章典が公表されました。この章典には、旅客が自らの権利を容易に理解できるように、ACAAと「14 CFR Part 382」がまとめられています。

1:尊厳と敬意をもって扱われる権利

ユナイテッド航空は、障がいを理由にお客様を差別しません。つまり、ユナイテッド航空がお客様のご搭乗を拒否すること、お客様が希望されていないにも関わらず弊社のアクセシビリティサービスを強制的に利用させること、異なるポリシーに無理やり従わせることがあってはならないということです。

ただし、特定の機器を携行するのに必要となる書類をお渡ししたり、早めのチェックインや事前搭乗をご案内したりするため、障がいのあるお客様にはお申し出いただくようお願いする場合がございます。

お身体の不自由なお客様のご旅行について詳しくはこちらをご覧ください

1:尊厳と敬意をもって扱われる権利

ユナイテッド航空は、障がいを理由にお客様を差別しません。つまり、ユナイテッド航空がお客様のご搭乗を拒否すること、お客様が希望されていないにも関わらず弊社のアクセシビリティサービスを強制的に利用させること、異なるポリシーに無理やり従わせることがあってはならないということです。

ただし、特定の機器を携行するのに必要となる書類をお渡ししたり、早めのチェックインや事前搭乗をご案内したりするため、障がいのあるお客様にはお申し出いただくようお願いする場合がございます。

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2:サービスおよび航空機の機能と制限に関する情報を入手する権利

ご利用の航空機やユナイテッド航空が提供するサービスについての情報を、お客様が簡単に入手できるようにします。

ユナイテッド航空のアプリでは、ユナイテッド航空が就航するすべての空港のインタラクティブな空港マップもご覧いただけます。これらのマップには、車椅子サービスエリア、介助動物用リリーフエリア、搭乗口、お手洗いなどが記載されています。

3:アクセス可能な形式で情報を入手する権利

ユナイテッド航空のウェブサイトやアプリは、スクリーンリーダーや点字キーボード、スイッチ装置などにも対応するものとします。また、空港のキオスクも、障がいのあるお客様が安心してご利用いただけるものでなければなりません。

ユナイテッド航空のこれまでの取り組みをご覧ください。

ユナイテッド航空は、視覚障がいや聴覚障がいを持つお客様も空港や機内で同じように情報にアクセスできる環境を提供します。

4:バリアフリーの空港施設を利用する権利

ユナイテッド航空は、障がいのあるお客様も空港施設をご利用いただけるよう出発空港と協力します。その取り組みとして、搭乗口と搭乗エリア間をバリアフリーで移動できるよう整備します。まれに階段で搭乗するフライトなど搭乗方法がバリアフリーに対応していないことがありますが、そのような場合にはスロープやリフトをご用意いたします。また離着陸する空港と協力し、使用するターミナルに介助動物用リリーフエリアを設けています。

ユナイテッド航空が就航する主要空港のマップをご覧ください

アプリをダウンロードして、ユナイテッド航空が就航する主要空港のマップをご覧ください。

アプリをダウンロードして、ユナイテッド航空が就航する主要空港のマップをご覧ください。

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5:空港でサポートを受ける権利

障がいのあるお客様ご本人から事前にウェブサイトもしくはアプリにて、または空港ご到着後にお申し出があった場合、ユナイテッド航空はアクセシビリティサービスを提供します。これには搭乗口へ、また搭乗口からの移動、空港内のお手洗いへの移動のお手伝い、介助動物用リリーフエリアを見つけるお手伝いなどが含まれます。

希望されないサービスをお客様に押し付けることはありません。例えば、目の不自由なお客様が搭乗口への誘導をリクエストされた場合、案内係は車椅子をご用意してお迎えにうかがうことがありますが、お客様が車椅子を拒否されれば歩いて搭乗口にご案内させていただきます。

6:機内でサポートを受ける権利

障がいのあるお客様ご本人から搭乗口でお申し出があった場合は、事前搭乗をご案内します。また、必要に応じて飛行機の乗り降りもサポートします。化粧室とお座席間の移動、機内持込み品の収納や取り出しのお手伝いも含まれます。

ただし、化粧室内での介助は行っておりません。また、投薬やお食事の介助もいたしかねます。これらの介助が必要な場合、またはフライトに関する客室乗務員の指示に従うために介助が必要な場合は、その介助を担うご家族やご友人、介護者の同伴が可能です。

7:補助器具や介助動物と共に旅行する権利

補助器具は、機内持込み手荷物とは別に手数料無料でお持ち込みいただけます。

これには、以下が含まれます。

8:座席に関して特別な配慮を受ける権利

下記の場合、ユナイテッド航空は、ご購入いただいた航空券と同じ客室クラスで、お身体の不自由なお客様がより快適にお過ごしいただける座席をご用意いたします。

  • ご搭乗時に機内通路用車椅子を利用する必要があり、通路側のアームレストが可動式になっている列の座席が必要な場合。
  • 介助動物を同伴するため、十分な空間を確保できるようバルクヘッド列など広めの座席が好ましい場合。
  • 足が結合または固定されていて、ゆったりした足元スペースが必要な場合。
  • 介護者または同伴者が同じ便に搭乗し、隣に座る必要がある場合。

9:航空機のバリアフリー設備に関する権利

通路側座席の半数以上に可動式アームレストを設置します。また座席数100席以上の航空機では、客室に収まる車椅子は貨物室ではなく、優先的に客室内に収納します。通路が複数あるすべての航空機にバリアフリーの化粧室を1室、そして必要に応じて車椅子をご利用のお客様が化粧室に移動するための機内用車椅子を1台完備します。

10:障がいに関連する問題を解決する権利

Complaint Resolution Official(CRO)は特別なトレーニングを受けた空港従業員で、ユナイテッドが本権利章典とユナイテッド航空のポリシーを確実に遵守できるよう努めています。空港でアクセシビリティの問題が発生した場合、必要に応じてCROがいつでもその解決をお手伝いします。CROは対面またはお電話で対応いたします。

また、障がいに関連する問題の発生から45日以内にユナイテッド航空に対して報告があった場合、ユナイテッド航空は30日以内に書面にて応じることが義務付けられています。

ご旅行に関する苦情は、空港だけでなく、米連邦航空局(FAA)や司法省(DOJ)にも提出していただけます。

コピーを取得

アクセス可能な形式でACAAのコピーを取得されたい方は、下記に記載のいずれかの方法で米国運輸省に申請することができます。

お身体の不自由なお客様のためのサポートサービス

音声:1-800-778-4838

TTY:1-800-455-9880

航空消費者保護課(Aviation Consumer Protection Division)

音声:+1-202-366-2220

TTY:+1-202-366-0511