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スキーリフトからの美しい景色 写真提供:Stocksy
アメリカ東海岸と西海岸、スキーに最適なのはどっち?人ぞれぞれ好みもあり(ユナイテッド航空社員の私たちも含めて)この論争は長年続いています。しかし、どのスキーヤーに尋ねても、スキーは冬だけのスポーツではないと答えます。
スキーは3月から4月上旬でもベストコンディションで楽しめます。氷点下の時期が過ぎて気温が穏やかになっても、雪はまだ十分残っています。この春は、西海岸の山々でパウダースノーを滑りに、あるいは東海岸で圧雪されたピステンバーンや人工雪を楽しみに行くのはいかがでしょうか。どちらに行くかはお好みですが、この記事では有名なスキーリゾートを比較してご紹介します。アメリカ東海岸から西海岸までのおすすめスキー場はこちら。
春休みが近づいても、天気はまだまだ予測不能です。それが、春スキーに理想的なコンディションだと捉える方もいれば、難しいコンディションだと感じる方もいるでしょう。ここでは、初心者も上級者も春スキーを楽しめるおすすめのスキー場を2つご紹介します。
「A-Basin」としても知られるこの山は、高い標高と北向きの地形のおかげで驚くほどシーズンが長く、なんと6月までオープンしていることもあります。中・上級者向けの急斜面もあり、あらゆるレベルのスキーヤーが快適かつ安全にスキーを楽しめるよう来場者数の制限も行っています。暖かくなってくると、リゾートの麓の“ザ・ビーチ”と呼ばれるエリアが賑わってきます。リラックスした雰囲気の中、バーベキューやテールゲートパーティー(社交イベント)を楽しむ人たちと集うのは春休みにぴったりでしょう。ただし、A-Basinはスキー中心のリゾートなので、豪華なアメニティやアクティビティは他のリゾートに比べると少なめです。
A-Basinはスキーシーズンが長く、リゾートの楽しい雰囲気を味わえますが、アメニティは限られており初心者向けです。
コロラド州ベイルへのフライトで、スキー場へ向かいましょう。
ニューヨーク州北部に位置するグリークピークはこの地域最大のスキーリゾート。56の整備された斜面があり、気候も穏やかです。人工雪の設備が整っているため、積雪の少ない季節の変わり目でもすべてのコースでスキーを楽しむことができます。少しスキーをお休みしたい時には、スノーチュービングを楽しんだり、ジップラインに挑戦したり、家族と一緒にCascades Indoor Waterparkに行ってみたりしてもよいでしょう。ただしピークシーズンは混雑するので、覚悟してよく計画を練ってから行きましょう!
グリークピークはこの地域最大のスキーリゾートで通年利用できますが、コースは短めで上級者向けのゲレンデは限られています。
ニューヨーク州イサカへのフライトで、スキー場へ向かいましょう。
最高のスキータイムは日没後から始まることもあります。ナイトスキーの醍醐味は、星空の下、月明かりに照らされた山々を背景に、静かにスキーを楽しめること。スリル満点のユニークなナイトスキーを体験できるおすすめのスキー場2選はこちらです。
キーストーンはその多彩なコースで知られていますが、このスキー場の真の魅力は充実したナイトスキーにあります。実際、キーストーンはロッキー山脈のスキー場の中でも、ナイター営業をしている数少ないスキーリゾートのひとつです。最新の照明システムのおかげで、見通しも安全性もバッチリです。月明かりの下、山を駆け抜ける体験は感動ものです。また、リフト券にナイトスキーも含まれているため、追加料金は必要ありません。ただし、ナイター営業は週末と祝日限定なので営業日を確認し、混雑することを念頭にいれておきましょう。
キーストーンのナイトスキーは照明も明るく追加料金もかかりませんが、営業日と時間が限られています。
コロラド州デンバーへのフライトで、スキー場へ向かいましょう。
クロッチドマウンテンは、北東部で最も営業時間が長いスキーリゾートのひとつです。このスキー場の名物「Midnight Madness」の日(1月から3月の間の特定の5日)には深夜までオープンしています。しかし、他のスキーリゾートに比べるとコース自体もコースの種類も限られています。クロッチドマウンテンは他のスキー場に比べて空いており、リフトの待ち時間も短いので、リラックスした雰囲気の中でたくさん滑ることができます。リフトチケットもお手頃価格なことから、コストパフォーマンスを重視する方にも魅力的です。
夜中までスキーを楽しめる日があり、チケット価格もお手頃です。しかし照明が暗いコースがあり、コースの種類も限られています。
ニューハンプシャー州マンチェスターへのフライトで、スキー場に向かいましょう。
バックカントリースキーは、自然の地形の中を自由に滑りながら挑戦を楽しむ、最上級者向けのアクティビティです。しかし、未整備でパトロールもされていないため初心者には適しておらず、注意が必要です。高いスキルを持ち、スリルを求める人にとっては、これ以上の体験はないでしょう。
ジャクソンホールリゾートは、2,500エーカー以上におよぶ広大で険しい地形で世界的に有名です。雪崩避難訓練を受けた経験豊富なガイドによるカスタムツアーを利用すれば、ジャクソンホールリゾートやブリッジャー・ティートン国有林の難易度の高い地形でのバックカントリースキーが体験できます。その壮大な自然は圧倒的で、限界に挑戦したい人には最適です。ただしリフト券は高額で、スキーヤーは未整備の上級者コースを問題なく滑走できるスキルが必要です。
ジャクソンホールには類を見ないほどの美しい自然があり、カスタムガイドツアーを楽しむことができますが、リフト券はどちらかといえば高額です。
ワイオミング州ジャクソンへのフライトで、スキー場へ向かいましょう。
メイン州のホワイト山地にひっそりとたたずむバーント・メドー・マウンテンは、バックカントリースキーの穴場です。かつてはTバーリフトが数基あるだけの小さなスキーリゾートでしたが、現在は上級スキーヤーがメイン州のワイルドな自然を感じながら本格的な未整備の山を滑走できる、個人所有のスキー場となりました。地形は多様で、かつ人里からも離れているので、大規模リゾートの混雑を避けて自然を満喫したい方にぴったりです。ただしリフトサービスはなく、設備も限られているため、バックカントリーの装備と地図を持参するのをお忘れなく。
バーントメドーでは深い山奥の大自然を味わえますが、リフトはなく設備やインフラは非常に限られています。
メイン州ポートランドへのフライトで、スキーへ向かいましょう。
スキーはアスリートやスリルを求める人だけのものではありません。家族の思い出を作る場所でもあります。子供から親や祖父母まで、あるいは初心者の友人と一緒にみんなで楽しめる家族向けのスキーリゾートをご紹介します。
マウントバチェラー・スキーリゾートは、ゲレンデもその他のエリアも家族向けに作られていることで有名です。あらゆるスキーレベルに対応できるよう、初心者向けのグリーンコースから中級者向けのブルーコース、上級者向けのブラックコースまで用意されています。また、すべての年齢を対象としたスキースクールや、子供や初心者が安全かつ気兼ねなく練習できる専用エリアもあります。さらに、このリゾートは街に近く、家族で滞在できる宿泊施設やエンターテイメントも豊富です。混雑を避けるためにもできるだけ早い時間にスキー場に到着することをお勧めします。
マウントバチェラーは市街地に近く、初心者にも優しいスキースクールがあることで有名です。しかし、中・上級者は他のスキー場を選んだ方が楽しめるでしょう。
オレゴン州ノースベンドへのフライトで、スキー場へ向かいましょう。
他の家族向けのスキーリゾートとは異なり、スマグラーズノッチはあらゆる年齢の人々が楽しめる多様なコースを備えています。3つの山にまたがる78の多彩なコースと豊かな地形のおかげで、子供が飽きないかと親が心配する必要もありません。またスキー以外にも、スノーチュービングなどの雪遊びや、ビレッジ内でのゲーム、屋内プールといったアクティビティもあり、家族で楽しむことができます。さらには、他のスキー場ではあまり見られない、充実した託児サービスやベビーシッターサービスがあるのも魅力です。ただし、このリゾートはバーモント州の中でもやや離れた場所にあるため、空港からの移動に時間がかかります。
スマグラーズノッチには、すべての年齢層が楽しめるコースと充実の託児サービスがありますが、家族連れにとっては空港からの距離が難点といえるかもしれません。
バーモント州バーリントンへのフライトで、スキー場へ向かいましょう。